龍野市の城下町観光と龍野公園紅葉
11月22日(木)雨のち晴れ
予定していた22日は午前中雨の予報で 迷っていましたが、出発9時には晴れてきたので、ホテルの予約済みもあり決行しました。
JR姫城駅から乗り換えて、JR姫新線の本竜野駅まで輪行(ロードバイク)です。
初日は宍粟市の最上山公園の紅葉を見に走る予定でしたが、今朝の雨で公園の足元が悪かろうと明日に変更して、今日は龍野市観光を先に済ませようと決めました。
本竜野駅から北上して、揖保川に掛る祇園橋から龍野公園を目指しました。
播磨の小京都と呼ばれる城下町だけあって、古い町並みの景観地区が続きます。
案内看板が多くあるので、初めてでも分かりやすくて助かりました。
ここはカネヰ醤油です。
カネヰ醤油の前に大正ロマン館があります。
うすくち龍野醤油資料館別館(旧龍野醤油同業組合事務所)
近くに三木露風の生家があります。
龍野市切っての有名人、当時は北原白秋と肩を並べる作詞家、詩人なんですね。
靴を脱ぐのが面倒なので、玄関先から覗くだけにしました。
龍野城(霞城)埋門
龍野城しころ坂を下りました。
ここは(旧因幡街道)紅葉谷入り口。
女六尺坂(男子禁制の階段)
ここは 聚遠亭(しゅうえんてい)の心字池。
心字池には茶室(浮堂)があり、やはり鯉がたくさん泳いでいます。
ここが聚遠亭(楽庵)。紅葉も終わりに近き一番良い時期でした。
垣根の北側に聚遠亭別館の 脇坂家別邸「御涼所」
風が吹く 度に落下盛んのもみじでした。
中からの眺めも良いですね。
聚遠亭から龍野市街が一望できます。割と高台に位置しています。
聚遠亭の入り口駐車場にあるムクロジ。
銀杏より濃い色が美しい。
文学の小径と呼ばれる道を下って行くと、三木露風の立像があります。
名前は知らなくても、赤とんぼの歌詞は誰でもよく知ってますね。
自分も作詞家が三木露風だと今日知りました。
案内看板に従って、うすくち龍野醤油資料館に来ました。
淡口醤油は、濃口より色が淡く塩分が多いと、嫁に聞かされて知っているつもりでしたが・・・。
淡口醤油だけに米が使用され、甘酒となって混合されるそうです。
淡い色は麦炒りの炒りを弱くして色が淡くなるようです。 勉強になりました。
清酒と同じく醤油造りも水(井戸地下水)が要、揖保川の水は鉄分の少ない軟水に恵まれて いたからですね。
せっかくなので、そうめんの里の揖保乃糸資料館へ走り、閉館時間まで1時間半あるので、見学をしました。
写真は撮りませんでしたが、そうめんの歴史が展示してあり、加工場の作業(梱包)もガラス越しに見ることができました(日本国内1位の生産高を誇る)。
売店等も充実していて楽しかったです。
県道724号を西へ向かうと、嘴崎橋(はしさきはし)がある。
觜崎橋を渡る手前右(北側)には、 觜崎磨崖仏があります。
(アップ) 県下で一番大きな磨崖仏だそうです。
更に奥にもあります。
(アップ) 少し小さな磨崖仏が3体(4体か)。
磨崖仏の奥には姫新線が走っていて、更に奥の山が觜崎の屏風岩です。
觜崎橋を渡り切ると、橋の袂には觜崎磨崖仏拝殿があります。
確かに觜崎磨崖仏が正面に見えます。
拝殿からズームして全体の磨崖仏を捉えてみました。
觜崎橋を渡った右岸から見た觜崎屏風岩の山。
近づいてみました。
天気に恵まれて助かりました。
明日に続きます。